2010年12月21日火曜日

【記事】2010年12月20日「日刊工業新聞」に掲載

MU Green Reactor (ミューグリーンリアクター)

高性能静止型流体混合器「ミューミキサー」と自励振動を生起する「ミュー発振素子」とを
融合させてルーツブロワーの消費電力のみで大容量のマイクロバブルを生成します。
●省エネルギー:従来製造装置の1/10以下です。●省スペース:従来製造装置の1/10以下です。
●低コスト:従来製造装置の1/8以下です。用途:◎曝気放散処理装置◎ガス吸収装置◎バイオリアクター◎浮上分離装置◎活性汚泥処理装置◎オゾン利用処理装置◎バラスト水処理装置

2010年12月16日木曜日

【ニュース】第12回エコプロダクツ2010に参加

弊社は、日本最大級の環境展示会である「エコプロダクツ2010」に参加します。お客様に詳しく御説明できるように、専門のスタッフがご案内させて戴きます。是非、私共のブースへお立寄りください。「エコプロダクツ2010」のウエブサイト内の弊社の紹介ページはこちらになります。

【記事】「日刊工業新聞」(2007年7月27日)に掲載


湿式でメンテ不要


気体液体の分離装置

ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03・3828・7090)は、 排ガス中のミストや粉塵、有害ガスなどを捕集、回収する湿式の気体液体分離装置「ミューセパレター無・塵くん」を開発した。 処理風量が毎分5-200立方㍍まで9機種あり、価格は360万ー1450万円。初年度に合わせて5億円の販売を目指す。 既存のブロワーと無動力型のらせん状管内混合器を組み合わせた。下方の吸気側からガスの量や濃度に応じて水を噴霧、ブロワー内 でガスと水が混合することでガス中の異種物質が溶解し、混合器で吸収・捕捉して排出する仕組み。水が常にブロワーを洗浄する役割も 果たすためメンテナンスは不要。 

【記事】「日刊工業新聞」(2005年8月3日)に掲載




真空脱気塔:静止型ミキサーで高効率


製塩業向けに開発


ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03・3828・7090)は、製塩工業向けに 静止型ミキサーを使った真空脱気塔を開発、1号機を国内製塩業者に納入した。かん水に溶存する酸素と二酸化炭素(CO)を、製塩工程の多段式ボイラで使っている真空を活用して脱気する。真空脱気で主流の充てん塔に比べ装置 が小型化でき、メンテナンスを大幅に減らせる。内外の製塩業に拡販するほか、真空を使う工程での脱気装置として他 業界にも売り込む。開発した「ミューリアクター」は、塩分濃度20%程度のかん水から食塩を生産する工程で使う。 酸素やCOがカルシウムなどと結合した物質により、パイプなどが詰まるのを防ぐ。円筒内に羽根を螺旋状に配置した 静止型ミキサーを内蔵した脱気塔で、上部から真空で吸引しながらかん水を撹拌し脱気する。 1時間当たり150-250立方㍍の処理能力で、酸素濃度5-10ppm、CO濃度100-200ppmのかん水で、 処理後はそれぞれ1ppm以下と20ppm以下にできる。真空脱気塔で主流の充てん塔は、洗浄などのメンテナンスが必要。 ミューリアクターは静止型ミキサー内で水が滞留する部分がないため詰まりにくくメンテナンスの大幅削減が可能。 充てん塔に比べて塔の直径を半分程度に小型化できる。価格は充てん塔と同程度。 

【記事】「日刊工業新聞」(2006年6月15日)に掲載


管内流体ミキサー


独自の羽根で高効率,静止型ミキサーの欠点解消

ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03-3828-7090)は内径2.8ミリメートルの「ら旋状」の羽根を成形した静止型管内流体混合器「ミューミキサー」を開発、販売を始めた。独自の羽根の形状によって混合効率を高め、スジ状の混合状態など従来の静止型ミキサーの欠点を解消した。内容積は0.4ミリ-0.8ミリリットルで、高温、高圧、真空下でも使用でき、高機能化学品や医薬分野向けなどの需要を見込む。 心臓部となるミキシングエレメントについては、羽根の中心軸を空洞にして筒の内側に一体成形しており、剪断力が強く混合効率が高い。内容積0・02ミリリットルのエレメントをホルダー内に20個か40個配置したものを製品化した。流体がよどむ部分がないため流体の速度分布が均一で、混合物が金太郎飴のようなリボン状になる問題は完全に解消したという。価格は20個使用の3液混合タイプで23万1000円。 適用粘度は0.001-100パスカル・秒。接液部はすべてフッ素樹脂製で耐食性に優れる。また、200度の高温下や高圧下でも使用できる。高機能化学や医薬、化粧品などの分野では高温・高圧下で反応速度が速いマイクロ反応器の使用が広がり始めており、高効率のミキサーが求められている。

【記事】「日刊工業新聞」(2004年12月24日)に掲載


直径2m以上の大型排ガス処理ミキサー

ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03-3828-7090)は、直径2メートル以上となる大型の静止型ミキサー「高性能型大口径ミューミキシングエレメント」を開発した。
円筒内部に、ステンレスなどを材料とした多孔体の羽根を「ら旋状」に取り付けたもの。気体や液体を高効率に混合する。発電所や焼却炉、キルンなど大風量の排ガス処理装置として、07年に5億-10億円の販売を目指す。 同社の従来型ミューミキシングエレメントは、羽根の角度が90度と大きい。そのため金型製作に限界があり、最大直径1.8メートルが限界だった。今回、これを45度にし、羽根の枚数を2倍以上にして大口径化した。従来は空洞にしていたエレメントの中心部にも羽根を組み込み、流速が遅い場合でも確実に混合できるようにした。 エレメントは、排煙脱硫装置や蒸留装置などの塔内に複数設置して使う。エレメントの直径5メートルで塔の高さ10メートルの場合、1塔で1時間当たり60万立方メートルの排ガスを処理できる。ガス吸収効率98%以上、90%以上の除塵が期待できる。価格は従来タイプよりも高いが、塔の高さを低くできることからイニシャルコストは同等になる。

【ニュース】第24回 INCHEM TOKYO 2003 プラントショーに参加

ミューカンパニーは、一昨年秋の第23回INCHEM TOKYO 2001 に引き続き、2003年11月4日から7日まで 東京有明ビッグサイトで開催された第24回INCHEM TOKYO 2003 のプラントショーに参加した。

環境保全機器の開発に特化している当社は、プラントショー集中展示『エコテック』ゾーンに、 新規開発し11月3日に新聞発表したばかりの曝気装置「ミューエアレータ」の実物大サンプルを展示し、注目をあつめた。
来場者総数は事務局より4日間で80,841名と発表されたが、当社ブースにお立ち寄りいただいた 人数は名刺などで確認できた訪問者120名、その他会社名・氏名など詳細不明部分も含めると 総数200名近くと推定される。前回の推定訪問者総数が150名であったのに比べかなりの増加となっている。
その殆どが工場排ガス・排水の無害化に関心を持つ大手・中堅企業の方々で、規制の強化と それに対応する技術の研究のため当社製品に強い関心を示されていた。

【記事】「日刊工業新聞」(2003年11月3日)に掲載


下水処理向け曝気装置:従来の10倍空気送風可能


水中エアレータ

ミューカンパニーは、従来製品の約10倍の空気を送ることのできる水中エアレータMA-150を開発、 発売を開始した。水槽に設置した独自の気液混合器に空気を送風し、混合・攪拌により水に酸素を溶け 込ませるもの。

ミキサー型のシンプルな構造のため、目詰まりの心配が無く、1分当たり最大3.6立方米の 大容量送風を可能にした。従来製品は、送風量をアップすると気泡が大きくなってしまうため、 風量に限界があった。

好気性の微生物を使う下水処理や排ガス処理向けに販売、初年度1000本の販売を見込む。 価格は一本当たり18万円と従来品より高めだが、高い攪拌効率で消費電力を従来より 約20%減らせるなど、ランニングコストも含めると約1年間でペイできるという。
サイズは直径16.5cm、高さ39cm、重量9kg。一本あたりの攪拌受け持ち面積は 約8平方米と従来製品の約10倍であるため、設置本数の削減が可能となる。又、 従来のようにプラスチックやゴム製でなくすべてステンレス製であるので産業廃棄物が 発生しない上、メンテナンスフリーのため半永久的に使用できる。

【記事】「日刊工業新聞」(2002年2月26日)に掲載



環境への配慮は独創技術で対応

湿式廃ガス処理装置、ミュースクラバー

有害ガス成分の90~99.999%除去

当社は日刊工業新聞が企画した「先端環境技術」特集(2002年2月26日発行、第二部)のなかで、“環境への配慮は独創技術で対応”という見出しのもと「湿式廃ガス処理装置」をつぎのように紹介しています。

ミューカンパニーリミテドが開発したミキシングスクラバー方式の湿式廃ガス処理装置 「ミュースクラバー」の引合いが、環境関連法規制の強まりを背景に急増している。 同装置はガス吸収を行う洗浄塔や電気集塵機、冷却塔をひとつの塔にまとめ、コストを 半減、設置スペースを5分の3にしたほか、メンテナンスフリーで有害ガス成分の90%から 99.999%を除去するもの。 すでに米国、欧州6カ国、中国で特許を取得、日本でも出願し ており、三菱化学、信越化学工業、JSR,トクヤマなどの大手企業が次々に導入してい る。 同装置は、らせん状の羽根体により、気体と液体を高い効率で接触させる静止型混合器「ミ ューミキシングエレメント」を円筒形の塔内に内蔵し、廃ガスと洗浄液を完全に混合させる。 また、塔内の側面にあるスプレーノズルが反応生成物や粉塵による同エレメントの目詰まり を防ぐ。 同社の試算によると、従来型の充填塔に比べ年間でメンテナンス費用1500~3000万円、メンテ のための生産ライン停止による収益減少分1億円から2億円がそれぞれなくなり、同装置の難点 である電力消費量の増額分年間84万円を差し引いても、相当の「お釣り」がくる。さらに、廃ガスの リサイクル率向上と廃棄費用低減という一石二鳥のメリットがある上、酸性ガスを中和してで きる食塩が河川の水質を悪化させる問題も解消される。