製塩業向けに開発
ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03・3828・7090)は、製塩工業向けに 静止型ミキサーを使った真空脱気塔を開発、1号機を国内製塩業者に納入した。かん水に溶存する酸素と二酸化炭素(CO2)を、製塩工程の多段式ボイラで使っている真空を活用して脱気する。真空脱気で主流の充てん塔に比べ装置 が小型化でき、メンテナンスを大幅に減らせる。内外の製塩業に拡販するほか、真空を使う工程での脱気装置として他 業界にも売り込む。開発した「ミューリアクター」は、塩分濃度20%程度のかん水から食塩を生産する工程で使う。 酸素やCO2がカルシウムなどと結合した物質により、パイプなどが詰まるのを防ぐ。円筒内に羽根を螺旋状に配置した 静止型ミキサーを内蔵した脱気塔で、上部から真空で吸引しながらかん水を撹拌し脱気する。 1時間当たり150-250立方㍍の処理能力で、酸素濃度5-10ppm、CO2濃度100-200ppmのかん水で、 処理後はそれぞれ1ppm以下と20ppm以下にできる。真空脱気塔で主流の充てん塔は、洗浄などのメンテナンスが必要。 ミューリアクターは静止型ミキサー内で水が滞留する部分がないため詰まりにくくメンテナンスの大幅削減が可能。 充てん塔に比べて塔の直径を半分程度に小型化できる。価格は充てん塔と同程度。
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