【記事】「日刊工業新聞」(2006年6月15日)に掲載
管内流体ミキサー
独自の羽根で高効率,静止型ミキサーの欠点解消
ミューカンパニーリミテド(東京都台東区、小嶋久夫社長、03-3828-7090)は内径2.8ミリメートルの「ら旋状」の羽根を成形した静止型管内流体混合器「ミューミキサー」を開発、販売を始めた。独自の羽根の形状によって混合効率を高め、スジ状の混合状態など従来の静止型ミキサーの欠点を解消した。内容積は0.4ミリ-0.8ミリリットルで、高温、高圧、真空下でも使用でき、高機能化学品や医薬分野向けなどの需要を見込む。 心臓部となるミキシングエレメントについては、羽根の中心軸を空洞にして筒の内側に一体成形しており、剪断力が強く混合効率が高い。内容積0・02ミリリットルのエレメントをホルダー内に20個か40個配置したものを製品化した。流体がよどむ部分がないため流体の速度分布が均一で、混合物が金太郎飴のようなリボン状になる問題は完全に解消したという。価格は20個使用の3液混合タイプで23万1000円。 適用粘度は0.001-100パスカル・秒。接液部はすべてフッ素樹脂製で耐食性に優れる。また、200度の高温下や高圧下でも使用できる。高機能化学や医薬、化粧品などの分野では高温・高圧下で反応速度が速いマイクロ反応器の使用が広がり始めており、高効率のミキサーが求められている。
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